『Naked』 SOULHEAD
第3章完結。(今回のレビューは、デザインなどを色々工夫しており、実験的な記事に仕上げています。人によっては見辛い方もいるかと思いますが、ご了承くださいー。。)
NAKED(初回生産限定盤)(DVD付)
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on 06.03.08
SOULHEAD OCTOPUSSY
ソニーミュージックエンタテインメント (2006/03/08)
ソニーミュージックエンタテインメント (2006/03/08)
という事で、SOULHEADのニューアルバム『Naked』(3月8日発売)。
昨年からぶっ飛ばしてきている彼女ら渾身の通産3枚目のアルバムでございます。
シングル楽曲『Fiesta』『SPARKLE☆TRAIN』『Got To Leave』『Pray』『XXX feat.KODA KUMI』と、それぞれのカップリング楽曲含め全てが収められています。
制作はすべて、彼女らと、彼女らのトラックメイカー”OCTOPUSSY”によるもの。
収録曲(シングルはオレンジ・カップリングは緑・注目曲は赤・シングルかつ注目曲はピンクで表示しています。)
1. BIRTH-intro- 2. Fiesta 3. One more time 4. SPARKLE☆TRAIN 5. BREATH-interlude- 6. 夢の中 7. meaning 8. ONE LOVE-skit- 9. ANATA |
10. TOUCH-interlude- 11. SOULHEAD is BACK 12. Don’t U Think? 13. XXX feat.KODA KUMI 14. WHACHAGONADO? 15. Got To Leave 16. Pray 17. NATURE-interlude- 18. FURUSATO |
主な収録曲を追っていくと、
神秘的で、そしてどこかおどろおどろしいこのアルバムの幕開け①『Birth-intro-』、
メランコリックなアゲアゲダンス・チューン②『Fiesta』、
切ない乙女心が、英語と日本語を巧みに使い分けたリリックによってスマートにキマっているミッドめの③『One More Time』、
『アルペン』2005CMソング、煌びやかなアレンジが雪原を彷彿させるウィンター・アンセム④『SPARKLE☆TRAIN』、
④同様、女性だからこそのやりきれない思いを唄った黒目なミディアム・チューン⑥『夢の中』、
『Fiesta』のカップリングに留めておくのは勿体無すぎた英語詞メインのドープ・アッパー⑪『SOULHEAD is BACK』、
濃厚な洋のテイストがベースに敷き詰められたR&B⑫『Don't U Think?』、
倖田來未が客演に参加、倖田來未の『D.D.D feat.SOULHEAD』の続編ともいえるウルトラハイパーすんげぇイケイケなナンバー⑬『XXX feat.KODA KUMI』、
彼女らの名曲『D.O.G』を彷彿させるバキバキなトラックと、たくさんの色の声を使い分けるYOSHIKA・TSUGUMIが、聴き手の心を高らかに煽るHIP HOP⑭『WHACHAGONADO?』、
『健です・・・。この曲はスキップした事がありませぇ~ん!(ヒロシ風』なハイ・クオリティを誇るスピリチュアル・アッパー⑯『Pray』、
そして彼女ら初となるアルバム楽曲としてのPVが制作された、こういう現代だからこそ唄える、悲しく美しいスロー⑱『FURUSATO』(PVは、彼女らのプライベート映像ぽい仕上がり。安上がりだけど、2人のナチュラルな一面を垣間見る事が出来ます。)まで、
アルバムタイトルどおり、SOULHEADの”ありのまま”がここにすべて詰まった佳盤に。
お馴染みのブラックな空気がアルバム全体を漂蕩する中に、今回は極上のポップ・エッセンスが配合されており、やはり決して一筋縄では語れない1枚に。
前2作のアルバムでみせてくれた彼女たちのスタイルを決して崩す事なく、更に新しい刺激も惜しげもなく我々に与えてくれる・・・くぅ、素晴らしいじゃないですか。
ただ、シングルのカップリングまでしっかりすべて収録してくれたのは嬉しい事なんですが、逆にまっさらな新曲は6曲と、18曲という外見上のボリューム感から考えると、ちと物足りないなぁという印象を受けました。実際構成は、既存曲7曲+インスト5曲+新曲6曲と、バランスいいのか悪いのか分からない感じにw
いかんいかん、”18曲”という言葉に踊らされてますな・・・。
まぁ、それさえ深く考えなければ、GREATこの上なしです^-^
★★★★★★★★★☆
SOULHEAD レコード会社紹介ページ(全曲試聴できます)
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